赤ちゃんの１日は長い　『ジャネーの法則』

赤ちゃんと過ごす毎日はかけがえのない時間ですよね。

１分１秒無駄にしたくないと思ってしまいます。

それでも、気づけばあっという間に時間が過ぎているものです。

では、赤ちゃんはその時間をどう感じているのでしょうか。

今回は、体感時間について『ジャネーの法則』をご紹介します。

『ジャネーの法則』とは？

１９世紀のフランスの哲学者であるポール・ジャネが発案し、彼の甥にあたる心理学者のピエール・ジャネの著書において紹介された法則です。

主観的に記憶される年月の長さは、年少者にはより長く、年長者にはより短く評価されるという現象を心理学的に説明しています。

言い換えれば、『生涯のある時期における時間の心理的長さは年齢に反比例する』と主張したものです。

『ジャネーの法則』で感じる時間を数式に表すと次のようになります。

　ｙ（体感時間）＝１／ⅹ（年齢）＋１

次の表は、各年齢で感じる１年間の時間の長さです。

赤ちゃんの１年を20代後半のパパママなら13日、30代前半のパパママなら11日しかたっていないように感じるということです。

それはあっという間ですよね。。。